ルーキーながら今季ア・リーグ優勝決定戦とワールドシリーズ(WS)の両方でMVPに輝いたアストロズのジェレミー・ペーニャ内野手(25)が、“これまで助けられてきたことの恩返し”として、今後は子どもたちの支援をしていきたいと語った。

今季メジャーデビューを果たしたペーニャは、レギュラーシーズン136試合出場で打率2割5分3厘、22本塁打、63打点をマーク。ポストシーズンは13試合出場で打率3割4分5厘、4本塁打、8打点と活躍し、チームのWS制覇に貢献した。

ペーニャは以前から、経済的に余裕のない生活を送る子どもたちにスポーツに触れる機会を提供する活動に熱心だった。今回のMVP獲得などで知名度が上がったことで、子どもたちに与えるインパクトもアップし、さらなる支援を行えると期待しているようだ。

ドミニカ共和国出身のペーニャは「スポーツは僕にとって、恩返しをする場。両親は僕のために犠牲を払ってくれたし、コーチにも、都市部の子どもや若者を支援するイベントを開催するプログラムにも助けられてきた。今後は自分がそういうことをしていきたい」と話し、これまでの恩返しをしていきたいとの意欲を見せた。(AP)