ロサンゼルス・タイムズ電子版は8日(日本時間9日)、来季後にFAとなるエンゼルス大谷翔平投手(28)の行方に関する記事を掲載した。約1年後に開催される次のウインターミーティングについて「オオタニミーティングになるだろう。彼は球界史上最高額の契約を得ることが見込まれている」とした。

同紙によると、終了したばかりの今オフのウインターミーティングでも大谷の話題が上がっていたという。ある球団オーナーは「もし彼がケガなく健康を維持するとしたらどれくらいの契約金を得られるのか、誰も分からないよ」と話したという。また「エンゼルスの新オーナーがオオタニを残留させるために必要な金額を投じたとしても、球界ではオオタニは移籍するとの見方で一致している」と指摘した。

同紙は、来オフに大谷獲得を目指すとうわさされているドジャースについても触れ、ある有力代理人が「ドジャースは今オフ、契約交渉はどれも初期段階止まりでやめている。オオタニ獲得に向けて準備をしているからだ」と話したとも伝えた。