レッドソックスが、吉田正尚外野手(29)との電撃契約から一夜明けた8日(日本時間9日)、元日本ハムの救援右腕クリス・マーティン投手(36=ドジャースFA)との契約を正式に発表した。契約金は2年総額1750万ドル(約24億5000万円)となる。

マーティンは2013年まで約3年間、レッドソックス傘下マイナーに所属しており、これが10年ぶりの古巣復帰。日本ハムからメジャー復帰5年目の今季はカブスとドジャースで60試合に登板し、4勝1敗、2セーブ、防御率3・05と好投した。レッドソックスは今オフ、通算391セーブの左腕ケンリー・ジャンセン投手(35)、通算防御率4・56の救援左腕ジョエリー・ロドリゲス投手(31)を獲得しブルペン強化を進めている。

マーティンは球団公式サイトで「顔見知りのいる古巣に戻り、うれしい。フェンウェイ(パーク)の伝統は素晴らしい」と話し「球団が今オフ、獲得している選手は活躍すると思う。みんな勝者のメンタリティーを持って、毎日全力でプレーする」と話した。