MLB公式サイトが18日付で、過去のWBCからベストゲームのトップ10を振り返る記事を掲載し、2009年に侍ジャパンが決勝で韓国を下し優勝した試合が1位に選ばれた。

試合は9回に韓国に追いつかれたが、イチロー氏(49=当時マリナーズ)が延長10回2死で2ストライクと追い込まれてから2点タイムリー。その裏にパドレスのダルビッシュ有投手(36=当時日本ハム)が最後の1人を空振り三振に切って取り、日本が5-3で勝利した。記事は「ドジャースタジアムで5万4846人の観衆が見守った、伝統の対決だった」とし、ダルビッシュがマウンド上で雄たけびを上げながら両手でガッツポーズをし、イチロー氏らが駆け寄って輪を作った歓喜のシーンの動画が添えられた。

2位は17年の前回大会で米国がドミニカ共和国を6-3で下した2次ラウンドの一戦。元オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(37=当時オリオールズ)が右翼フェンス越えの打球をジャンプ捕球して本塁打を阻止する名プレーが出た試合だった。