アストロズからFAとなっている元DeNAのユリエスキ・グリエル内野手(38)に、マーリンズ移籍の可能性が浮上していると、複数の米メディアが伝えた。球団地元紙のマイアミ・ヘラルド電子版は18日付で、マーリンズが21年ア・リーグ首位打者でFAのグリエルの獲得か、昨季ア・リーグ首位打者のツインズのルイス・アラエス内野手(25)のトレードによる獲得を検討していると伝えた。グリエルには複数の球団が興味を示してるとされているが、マーリンズはアグレッシブに動いているという。

キューバから亡命し16年にアストロズでメジャーデビューしたグリエルは、7年間で通算打率2割8分4厘、94本塁打、435打点をマーク。21年には3割1分9厘で首位打者に輝き、一塁手としてゴールドグラブ賞を受賞。17年と昨季、チームの2度の世界一に貢献した。DeNAでは14年に62試合に出場し、打率3割5厘、11本塁打、30打点の成績を残した。