パドレスのボブ・メルビン監督が、所属選手のWBCへの参加を全面的に支持する考えを明かした。

20日、米メディア「アスレチック」が伝えた。

パドレスからはダルビッシュ有投手の他、元ソフトバンクのニック・マルティネス投手(米国)、マニー・マチャド内野手、フアン・ソト外野手(ともにドミニカ共和国)、ザンダー・ボガーツ内野手(オランダ)、金河成内野手(韓国)ら10選手が出場する見込み。メルビン監督は同メディアのインタビューで「実は、選手が(WBCに)出場することに関して全く問題ないと思っている。僕自身も出たいと思うからね」とコメント。「いくつかのチームは選手を出させないようにしていることも知っている。でも、僕は全く逆の考え。多くの選手にとってはこれが初めて、もしくは唯一の自国を代表する機会だから、このような大会に出ることは全面的に賛成するよ。他の何物にも代えがたいことだからね」と話した。

また、シーズン開幕前に十分な出場機会が得られるかどうかについても言及。「野手に関してはあまり懸念していない。試合に出る機会は多いと思うからね。一番気になるのはリリーフ投手。先発は十分なイニングを投げるだろうから、ダルビッシュについても心配はしていない。だが、リリーフはオープン戦だと確実に登板機会が与えられるが、大会ではそれほど投げられないだろうからね」と、中継ぎ陣が調整不足になる可能性を示した。