アスレチックスでワールドシリーズを3度制覇した名三塁手で、のちにブルワーズでGMを務めたサル・バンドー氏が20日に死去した。享年78歳。

遺族によると、この5年にわたりがんで闘病していたという。

1965年ドラフトの6巡目で指名されアスレチックスに入団。72年からワールドシリーズ3連覇に貢献した。キャリア終盤に移籍したブルワーズは、81年に球団創設以来初のポストシーズン進出を果たした。

通算16シーズンで打率2割5分4厘、242本塁打、1039打点の成績。91年10月から99年8月まで、ブルワーズでGMを務めた。(AP)