右肘を手術しWBC米国代表入りを断念したレッドソックスのトレバー・ストーリー内野手(30)が21日、今季中の復帰に自信をみせた。球団は慎重な姿勢だが、ストーリーは「気持ちの中では、今季中に復帰と考えている」とし「手術からまだ11日しかたっていない。今後の日程を語るにはまだ早すぎるし、リハビリのプロセスや回復具合にもよるが、今季中の復帰について心配していない」と話した。

ストーリーは今オフ、WBC出場を念頭に、トレーニングをスタート。その際に肘に違和感を覚え、内側側副靱帯(じんたい)に部分損傷があることが分かった。復帰まで12~18カ月を要するトミー・ジョン手術を避けて靱帯(じんたい)補強術を施したため、4~6カ月で復帰の可能性もあるという。ロッキーズから移籍した昨季は16本塁打、66打点をマークし、今季が6年契約の2年目。「キャンプ地のフォートマイヤーズ(フロリダ州)に早めに入り、早くリハビリを始めたい」と前向きに話した。