パイレーツと1年500万ドル(約6億5000万円)で契約し、6シーズンぶりに古巣に戻ったアンドルー・マカチェン外野手(36)が、20日に入団会見を行い、「理由は単純明白。具体的に言うと、このチームで優勝したい」と思いを口にした。

マカチェンがメジャーデビューした1年目のパイレーツはシーズン99敗、2年目は105敗を喫し、昨年も100敗という状況。

しかし同選手は、「100敗するようなチームだと思ったら、戻って来なかっただろう。このチームは特別で、自分が有益な存在としてインパクトを残せると思っている」とコメント。今季のパイレーツは自身のキャリア初期よりも戦力が上だと評価した。

マカチェンがナ・リーグMVPに選出された2013年からパイレーツは3季連続でプレーオフに進出。しかしいずれの年も地区シリーズ突破を果たせず、マカチェンは18年1月にトレードでジャイアンツに放出された。

その後ヤンキース、フィリーズ、ブルワーズと、チームを転々としながらも、オフの自宅をピッツバーグに置き続け、再び背番号22を身にまとうことを夢見ていたというマカチェン。当時の背番号22のユニホームは、現在も本拠地PNCパークで人気を保っているという。(AP)