トミー・ジョン手術から復帰を目指すツインズ前田健太投手(34)が28日(日本時間29日)、地元メディアに肘の状態を問われ「100%準備ができている」と力強く答えた。球団公式サイトのドゥヒョング・パク記者によると、前田は「オフシーズンは普段通りの調整をしていた。むしろいつもより多く投球練習の数をこなした」と明かし、2月中旬から始まるキャンプについては「制限は何もない」と話したという。

前田はドジャースからツインズにトレードで移籍した2020年にサイ・ヤング賞の投票でア・リーグ2位の票を集め、翌21年に開幕投手を務めた。だが肘の違和感が続き、9月にトミー・ジョン手術。昨季は1シーズン1度も登板しておらず、今季が2年ぶりの復帰となる。

ツインズはこの週末に地元ミネアポリスでファン交流イベントを開催し、選手やOBら約60人が参加。FA騒動で今オフ話題を集め結局残留したカルロス・コレア内野手(28)も出席し、チケット完売と盛況だったという。