球団売却を突然中止したエンゼルスのモレノ・オーナーが最近になって、少なくとも球団を2026年まで運営する計画を話し合っていると、USAトゥデー電子版のボブ・ナイチンゲール記者が29日付の記事で伝えた。

同記者はモレノ・オーナーの友人からの情報として伝えており「友人たちは、球団売却を中止したことに驚かなかった。もし同オーナーが希望通りの金額を提示されれば、話は変わっていただろう」としている。同オーナーは少なくとも25億ドル(約3250億円)、できれば30億ドル(約3900億円)の売却を望んでおり「球団売却を発表した昨年10月以降、希望額を提示する買い手は1人もいなかった」とも伝えている。

ただし米経済誌フォーブス電子版など他の複数の米メディアは、25億ドル以上を準備していた買い手候補が複数いたと伝えており、これと矛盾している。