マーリンズの先発左腕ヘスス・ルサルド投手(25)の年俸調停が行われ、選手側が希望した245万ドル(約3億1900万円)で裁定された。3日、MLB公式サイトなどが報じた。球団の希望額は210万ドル(約2億7300万円)で、その差は4600万円ほどだった。なお、マーリンズは前日、今オフにツインズから獲得した昨季の首位打者アラエス内野手の年俸調停で“敗れて”おり、“連敗”となった。
ペルー出身で米国育ちのルサルドは16年にドラフト3巡目(全体94位)でナショナルズから指名されプロ入り。17年7月にアスレチックスに移籍し、19年9月にペルー生まれでは史上初のメジャーデビューを果たした。21年7月にスターリング・マルテ外野手とのトレードでマーリンズに移り、昨季は18試合で4勝7敗、防御率3・32を記録。今年が年俸調停権取得1年目で、最短で26年シーズン終了後にFAとなる。