エンゼルスのフィル・ネビン監督は3日(日本時間4日)、WBCの侍ジャパン入りしている大谷翔平投手(28)が、代表チームに合流する前にキャンプで1度先発登板する予定だと明かした。

同監督はMLBネットワークのラジオ番組に出演し、大谷のキャンプ参加について「キャンプの最初のうちはこちらで一緒にやる。そして日本に戻る前に、1度先発する予定だ」と明かした。バッテリー組は15日(同16日)にキャンプインし、オープン戦は25日(同26日)のマリナーズ戦から始まる。

また、今シーズンに向け「彼と一緒に戦うのが楽しみ。彼が昨年よりも良いシーズンにしようと決意していることは知っている。MVPを受賞できず満足はしていなかったが、チームの勝利を一番に思っている。今季の戦力にも興奮しているようだ」と話した。

チームからは主砲トラウトと大谷のほか、フレッチャーや左腕サンドバルらがWBCに出場する予定。同監督は「チームから13、14人の選手が出場する。他の選手を見るいい機会。そして、とても名誉なことだとみんなに伝えた」とコメントし、米国代表の主将トラウトについては「最初の10日間はチームと過ごす。何も心配していない」と話した。