パドレスのボブ・メルビン監督が、17日から始まる侍ジャパンの宮崎合宿に参加するダルビッシュ有投手(36)について「何も心配してない」などと語った。4日、地元紙サンディエゴ・ユニオン・トリビューン電子版などが伝えた。
メルビン監督は同日に行われた球団イベントに選手とともに参加。WBCに出場するダルビッシュについて地元メディアから問われ「まもなく日本に出発し、しばらくチームから離れるが、最も心配がいらない選手。トレーニングに打ち込み、やる気に満ちあふれている。WBCや(ピッチクロックが導入される)新ルールに向けてもしっかり調整しており、今登板したとしても5、6回は投げられるだろう」と信頼を寄せた。同監督によると投球練習でピッチクロックを導入し、対応を進めているという。
また、開幕までに必要な登板数を得られるかについては「先発投手だから、登板数や球数は十分与えられるだろう。彼はどんな挑戦にも準備ができている。いつチームに復帰するかは(日本代表が)どこまで勝ち進むか次第だから分からないが、こちらに戻ってくる時はコンディションを整えて投げる準備ができているはず」と話した。