メッツ、アストロズなどで通算435本塁打&312盗塁のカルロス・ベルトラン氏が、メッツのフロント入りすると、米ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者らが5日に伝えた。

1998年にロイヤルズでメジャーデビューを果たしたベルトラン氏は、20年間で通算打率2割7分9厘、435本塁打、1587打点、312盗塁をマーク。9回のオールスター選出、3回のゴールドグラブ賞、2回のシルバースラッガー賞受賞を誇り、17年にはアストロズでワールドシリーズ制覇を果たした。メッツでは7年間プレーし、839試合で打率2割8分、149本塁打、559打点、100盗塁。

ベルトラン氏は3年前にメッツ監督に就任したが、アストロズでのサイン盗み騒動を巡り、解任された。バック・ショーウォルター現監督は、1年前に同氏を打撃コーチ補佐としてコーチ陣入りさせることを考えていたが、当時は実現しなかった。その後、同氏はヤンキース専属テレビ局YESネットワークの解説者を務めていたが、ここ最近に解説者としての職を離れると表明している。