ツインズは6日(日本時間7日)、カルロス・コレア内野手(28)がWBCプエルトリコ代表入りを辞退することに決めたと発表した。ダニエラ夫人が3月8日から始まる大会期間中の同月11日に第2子出産予定のためだと、理由も公表した。

球団のファルビー編成本部長は「彼にとっては難しい決断だった。母国を代表することに、非常に誇りを持っていたし、どうにか出場できないかと模索していた」と説明した。

コレアはメジャー3年目(当時アストロズ)の22歳だった2017年の前回大会にプエルトリコ代表として初出場し、チームの準優勝に貢献。今回の代表でもメッツのリンドア、タイガースのバエスとの最強遊撃手トリオらで上位を目指すとみられていた。

メジャーでは15年に新人王に輝き、21年オフにFAでツインズに移籍。今オフは契約を解除し再びFAとなったが、ジャイアンツとの大型契約が成立直前で破談し、すぐにメッツと大型契約に合意したが再び破談。いずれも身体検査で足首の古傷に懸念があることが判明したためと伝えられていた。その後ツインズと6年総額2億ドル(約260億円)で再契約を結んだ。