ジャイアンツが6日(日本時間7日)、二刀流を目指すロナルド・グスマン(28=ヤンキースFA)とマイナー契約を結びメジャーキャンプに招待することを発表した。招待選手リストに一塁手兼投手の「ツーウェープレーヤー(二刀流選手)」と登録している。

ドミニカ共和国出身のグスマンは2018年にレンジャーズで一塁手としてデビューし、1年目に123試合に出場し16本塁打、58打点と活躍。だが2年目以降は成績が徐々に落ち込み、20年以降はメジャーでほとんど出場機会がない状態が続いていた。昨季はヤンキースとマイナー契約を結んで主に傘下3Aスクラントンで一塁手としてプレー。シーズン途中から投手との二刀流を目指すことを決め、救援として1試合に登板した。

今オフは投手として本格的に練習に取り組んだ模様で、最近になってSNSで公開された投球動画では、球速が96マイル(約154キロ)に達していたという。