ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が、ベネズエラ代表としてWBCに出場することが可能になったと複数の米メディアと中南米メディアが8日(日本時間9日)伝えた。一時は代表入りを熱望するアクーニャに対して球団が許可を出さず出場できないと伝えられていた。

アトランタの地元紙ジャーナルコンスティチューションのジャスティン・トスカノ記者は「ブレーブスは、アクーニャが代表に合流するまでの数週間、キャンプで状態を確認できるため、問題ないと判断した。膝の状態も現時点で問題ない」と伝えた。

アクーニャは2018年に新人王、19年には盗塁王に輝き、若きスターとして注目を集めてきた。だが21年7月に守備で右膝の前十字靱帯(じんたい)を損傷し長期離脱。昨季もリハビリのため開幕を出遅れた。

ベネズエラは3月11日から1次ラウンドD組でプエルトリコ、ドミニカ共和国、イスラエル、ニカラグアと戦う。