相次ぐケガで離脱が続いていたエンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(32)が20日(日本時間21日)、ケガから復帰する今季への思いを明かした。

移籍2年目の一昨年は股関節と左膝、左太もも裏を痛めて負傷者リスト(IL)に3度入り1シーズンで出場は58試合。昨季は6月に右手首を手術して残りシーズンを離脱し、わずか47試合の出場と2年連続で長期離脱した。今季は7年総額2億4500万ドル(約319億円)の大型契約の4年目。地元メディアの取材に「もう手術を受けることがないようにするのが目標。2年で2度の手術は、肉体だけでなくメンタルにもこたえた。批判も耳に入った。ムカついたこともあったよ」と振り返り「ここ数年はあまりプレーしていないので、グラウンドにいるとぎこちないね」話した。

しかし今季は開幕からケガなく、大谷翔平投手(28)、マイク・トラウト外野手(31)とともに打線の要となることが期待されている。「批判は気にしない。それをモチベーションにして前に進むだけ」と気合を口にした。