エンゼルスのモレノ・オーナーが18日(日本時間19日)、地元メディアの取材に3年ぶりに応じ、今季終了後にフリーエージェント(FA)になる大谷翔平投手(28)との契約延長交渉などについて語った。

ジ・アスレチックによると、同オーナーはアリゾナ州テンピの球団キャンプ施設で約25分間、質問に応じた。これまでも地元メディアがインタビューを申し込み続けてきたが、数年間断り続けており、満を持してのメディア対応だった。

大谷と長期の延長契約を結ぶことはどれほどの優先事項と考えているかと問われると、同オーナーは次のように答えたという。

彼は最もユニークな選手といわれている。恐らくトップ10かトップ5には入る選手。契約はビジネスだが、我々は話し合いをするつもりだ。オオタニ自身も、このチームに残りたいという思いがなければ、契約延長は成立しない。双方向で合意が必要。マイク(トラウト)と契約延長をしたときも、彼と長い時間を話し合いに費やした。自分で決断しなければならない、自分自身と家族がここにいたいのかどうかを考えて、と彼に伝えた。オオタニも、このチームにいたいのかどうか、自分自身で答えを出さなければならない。