侍ジャパンメンバーだったレッドソックス吉田正尚外野手が24日、WBC決勝から中2日でオープン戦に出場した。

「メジャーの投手に対しまだそこまで打席に立てていない。大事にやっていきたい」と激戦から気持ちを切り替え、ブレーブス戦に「4番左翼」で出場。第1打席は四球を選んだが、2打数無安打で7回の守備から退いた。

メジャー1年目の大事な時期に異例のWBC出場を果たし、大会新記録の13打点で王座奪還に貢献。大会中はエンゼルス大谷と親交を深め、メジャー投手の特徴について助言も受けたという。「優勝できたので、メンタルの疲れは少し和らいでいる」と明かし、「WBCに行くと決めた時点で、両方で世界一というのを目標にしている。その一員になれたらいい」と、次なる挑戦としてワールドシリーズ制覇を掲げた。