エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、第3打席で今季から導入される「ピッチクロック」のルールが適用された。

6回2死、左腕カーショーがカウント1-1からの3球目、投球モーションに入りながら、投球をストップした。すると球審が腕時計を指すようなしぐさを示し、ボールとカウントされた。2ボール1ストライクとなり、大谷は4球目のスライダーを捉えたが、上がりすぎて右飛で凡退した。

今季から導入されるピッチクロックは、走者なしの場合は投手が捕手からボールを受けとって15秒以内、走者ありの場合は20秒以内に投球モーションに入る必要がある。

大谷はこの日、4回の第2打席で初球のスライダーを右前に運んだ。今季から極端なシフトが禁止され、昨年までは一、二塁間を固める守備シフトが敷かれることも多かったが、この日は一、二塁間が空いており、右前に抜ける安打となった。