エンゼルス大谷翔平投手(28)との契約延長について、ペリー・ミナシアンGMが沈黙を貫いた。2月下旬、ESPN電子版など米メディアは、キャンプで取材に応じた大谷の代理人、CAAスポーツのネズ・バレロ氏の発言を踏まえ、大谷が今オフ、FA市場に出るとの見方を示した。

現時点でエンゼルスと契約延長で合意はしておらず、シーズン中の進展は厳しい状況になるとみられる。このまま、オフにFAとなるのかと問われたミナシアンGMは「質問しなければいけないのは理解するし、責めるつもりもない。毎回、繰り返すが、交渉についての話はできない」と、以前からの姿勢を貫いた。

一方で、「大事な選手で、我々は今を考えている。チームとして、いいスタートを切りたいし、開幕投手の彼はその大きな役割を担っている。楽しみにしている」と話し、大谷がエンゼルスに欠かせない存在であることを強調した。