MLB公式サイトは28日(日本時間29日)、「今春の各球団で私たちが学んだ1つの大事なこと」として30球団のトピックを挙げた。日本勢ではエンゼルス大谷翔平投手(28)とレッドソックス吉田正尚外野手(29)が取り上げられた。

エンゼルスは「スターをポストシーズンで見る必要がある」として、大谷とトラウトがWBCで活躍し、ともに「野球をやっていて最も楽しかった」と語っていた点を指摘。2014年を最後に、ポストシーズンから遠ざかっている現状を説明し「大谷がシーズン後にFAとなることからも、必ずポストシーズンに進まないといけない」と指摘した。

レッドソックスは「吉田のバットが活躍する」と予言された。WBCで日本代表として13打点を挙げる活躍を見せ、高いレベルやボストンのような市場でプレーでの不安を払底したと指摘。「吉田の打席での規律はプラスで、パワーも全方向に見せた。いくつかのスカウティングリポートは守備を低評価していたが、コーラ監督は、特にフェンウェイパークのようにあまり広くないグラウンドでは安心して左翼を任せる」と高評価を受けた。