2年連続で開幕投手を務めたエンゼルス大谷翔平投手(28)が、第2打席で今季初安打を放った。
「3番DH兼投手」で先発。4回は無死から2番トラウトが四球で出塁。無死一塁、1ボールからの2球目。外角高めの92マイル(約148キロ)の直球を鋭い当たりで右前に運んだ。
今季から大リーグは、塁間に内野手を3人配する極端な守備シフトは禁止になった。二塁ベースを境に2人ずつ左右に分かれなくてはならず、昨季までの「大谷シフト」なら、捕球されていたかもしれない当たりだった。
今季初打席となった1回2死からの第1打席は空振り三振に倒れた。6回1死からの第3打席は、フルカウントから内角直球で空振り三振となった。
試合開始の約1時間10分前、ウオーミングアップのためグラウンドに現れると、敵地のファンから大きな声援を浴びた。
オープニングセレモニーでも、ブーイングを浴びせられるエンゼルスの選手もいた中、大谷の名前がコールされると大きな拍手で迎えられた。