レッドソックス吉田正尚外野手(29)がオリオールズ戦に「4番左翼」で出場し、4打数2安打1打点、1死球でメジャー初安打初打点をマークした。

2-8の6回無死一、二塁で迎えた第3打席。1ストライクから救援左腕アキンの高め速球を捉え、二塁手のグラブをはじく中前適時打を放った。8回1死一塁の第4打席は速球を振り抜き、一塁手のミットをはじく右前打を放ってマルチ安打。第1打席は二ゴロ、第2打席は死球、第5打席は遊ゴロ失策だった。

3番を務めたベテランのジャスティン・ターナー内野手は「毎回、プロフェッショナルな打席を見せてくれる。彼は日本で四球が三振よりも150個も多かったって少し前に聞いたんだ。それができる選手はストライクゾーンをコントロールし、ボールを前に飛ばすことができる。ボールをフェアゾーンに飛ばせば、何かしら良いことが起こる」と、吉田のバッティングを称賛した。