エンゼルス大谷翔平投手(28)が敵地でのアスレチックス戦で2年連続の開幕投手を務め、6回2安打無失点、3四球10奪三振と好投。しかしリリーフ陣が逆転を許し、今季初勝利はならなかった。

初回に3番ディアスから奪った見逃し三振から毎回三振をマーク。4回には連打で1死二、三塁のピンチを招いたが、後続を連続三振に仕留めた。この日奪った10三振のうち、決め球はスプリットが4、フォーシームとスイーパー(スライダー)がそれぞれ3だった。

一方、チームは3番手ループが失点し逆転負け。MLBでアナリストを務めるサラ・ラングス氏によると、開幕戦で先発投手が無失点で10奪三振を記録したのは、少なくとも1901年以降で26度目。だが、その投手側のチームが敗れたのは初めてだという。大谷はメジャー史上初めて開幕戦で2桁三振を奪ってチームの敗北を見届けた投手となった。

【大谷翔平二刀流開幕戦 ライブ速報】はこちら>>