MLBが、3月30日(日本時間31日)の開幕戦で審判がピッチクロックに関する判定を誤ったとしてメッツに謝罪したと31日付の複数の米メディアが報じた。マーリンズ-メッツの開幕戦6回2死一、三の場面で、5番マクニールの打席中に一塁走者のアロンソが塁に戻るのが遅かったため、球審によってマクニールに1ストライクがコールされた。

その場でメッツ側が抗議したが、そのまま試合が進み、後になってMLBから「1ストライクはコールされるべきではなかった」として、メッツ側に謝罪があったという。メッツのショウオルター監督によると、今後は走者が塁につくのが遅れた場合、警告が出されることになったという。

ピッチクロックは投手が走者なしで15秒以内、走者ありで20秒以内に投げなければならず、投手が違反すると1ボールと判定。打者は残り8秒までに打席で構えなければならず、違反すれば1ストライクと判定される。

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