アスレチックス藤浪晋太郎投手(28)が、メジャー初登板で2回1/3を8失点、防御率30・86と大苦戦を強いられた。2回終了時点では4奪三振で完全投球も、3回に突如大崩れした。

このイニングだけで打者9人に5安打3四球を許し、6失点。なおも1死一、三塁の場面で降板。エンゼルス大谷翔平投手(28)にも3回無死満塁から左翼フェンス直撃の適時打を許した。

▼藤浪が大リーグ初登板初先発で黒星。大リーグデビューが先発の日本人投手は20人目で、黒星は97年長谷川(エンゼルス)99年大家(Rソックス)15年村田(インディアンス)に次ぎ4人目。

▼藤浪は3回途中8失点。藤浪の8失点以上は20年9月5日巨人戦(11失点)以来3度目。日本人投手が大リーグ初登板で8失点は、07年井川(ヤンキース)の7失点を上回る最多失点。