アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)がメジャーで自己最速の100・9マイル(約162・3キロ)をマークした。

3-6の9回に6番手で登板し、1回11球を投げて3者凡退と好投した。防御率は12・24となった。

3人目で対戦したのは、WBCベネズエラ代表で3度の首位打者に輝く1番ホセ・アルテューベ内野手(33)。初球は100・5マイル(約161・7キロ)の内角高め直球でファウルチップの空振り。2球目は移籍後自己最速100・9マイルの低め直球で見逃しストライク。2球で簡単に追い込んだ。99マイル台の直球2球を挟み、カウント2-2から最後は内角高めのスプリットで見逃し三振を奪った。

これまでのメジャー自己最速は、4月22日の敵地レンジャーズ戦で計測した100・6マイル(約161・9キロ)。100マイル以上はこの1球だけだったが、この日は100マイル超えを2球マークした。

登板は22日(同23日)マリナーズ戦以来で、この日が今季15試合目のマウンド。無失点は4戦ぶりとなった。