ブルワーズは27日、ウィリー・アダメス遊撃手を脳振とうによる7日間の負傷者リスト(IL)に入れた。前日の試合でチームメートが打ったライナー性のファウルボールがベンチにいた同選手の頭部を直撃していた。

アダメスは直後に病院に搬送され、必要な検査を受けてこの日の朝に退院した。クレイグ・カウンセル監督は同選手が元気だと報告を受けており、次のトロント遠征には帯同せず、敵地でのレッズ戦から復帰することになるのではと見込みを示した。

自身の打球が不運にもアダメスを襲ってしまったブライアン・アンダーソンは、前日のアクシデントについて「本当に恐ろしい状況だった。まだ自分の中で消化しきれていない」とコメント。

アダメス本人からは「気にするな」と言葉をかけられたと明かし、「離脱が長引かないよう願っている。こういう不測の事態は2度と起きてほしくない」と述べた。(AP)