エンゼルス大谷翔平投手(28)が「3番DH」で出場し、4打数1安打3三振に終わった。チームは今季初の完封負け。22年8月21日のタイガース戦以来、95試合ぶりに無得点で敗れ、貯金は2となった。

大谷は第1打席でマーリンズの球団No.1有望株ペレスと対戦。フルカウントからカーブを空振りし、三振となった。

4回無死の第2打席で白のバッティンググローブから赤色に変更。すると、右前に強烈な当たりのクリーンヒットを放った。

だが、その後は2打席連続で空振り三振。7回2死一、二塁、長打が出れば同点の好機で凡退し、流れは変えられなかった。

チームはマーリンズとの3連戦で3連敗。22日からのレッドソックス3連戦は3連勝でスイープしたが、今カードは完敗した。

19日から本拠地に戻って9試合、大谷は33打数5安打で打率1割5分2厘。2本塁打を放ったが、打率は2割9分2厘から同2割6分9厘に下がった。

この日は2番トラウトも4打数無安打に終わり、9回は一打同点のチャンスで凡退。ネビン監督は両選手の状態について「こういうことは起こり得るもの。心配していない。状態はベストではないかもしれないが、彼らは抜け出せばまた、勢いが出る」と話した。