マリナーズがパイレーツを延長戦で下し、2連勝でエンゼルスを抜き地区3位に浮上した。

初回、3番ロドリゲスの9号ソロで先制。4回には6番ローリーの8号ソロでリードを2点に広げた。5回に犠飛で1点差とされたが、直後に4番ケレニックの適時二塁打で再び2点差に。しかし、8回にレイノルズの三塁打などで追いつかれ、延長戦に突入した。

延長10回は左腕サウセドが登板。2死満塁のピンチを招いたが、最後は6番ヘイズを空振り三振に仕留めマウンド上でほえた。その裏に5番スアレスが2死二、三塁から6号サヨナラ3ランを放ち、試合を決めた。今月は16勝9敗で、5月の勝率.640はアストロズ、レンジャーズ、ヤンキースに続きリーグ4位。貯金は今季最多の3となった。

先制ソロを放ったロドリゲスは3回に内野安打を記録し、5打数2安打1打点で5試合連続マルチ安打。ESPNによると、22歳以下のマリナーズの選手ではケン・グリフィー、アレックス・ロドリゲスに続きチーム史上3人目だという。連続安打は7試合に伸ばし、これで本拠地7連戦は計30打数14安打。打率も連続安打が始まる前の.204から.242に一気に上げた。