ダイヤモンドバックスがロッキーズに逆転サヨナラ勝ちし、今季最長の5連勝でドジャースと並んで地区首位に浮上した。ともに34勝23敗でナ・リーグ勝率トップに立っている。

打線は5回まで無得点に封じられたが、0ー3の6回に5番グリエルの左翼フェンス直撃二塁打で2点を返し、2-4の7回には2番マルテの適時二塁打で再び1点差に詰め寄った。

そのまま3-4で迎えた9回裏。ロッキーズは元阪神のPJこと守護神ピアース・ジョンソン(32)を投入。2死一塁と追い込まれたが、マルテが二塁打を放って一打サヨナラの好機に。そして3番キャロルがカウント1-1から外角ボール球のフォーシームを打ち、打球は遊撃の頭上を越えて左中間に落ち2者が生還した。

5月27日のレッドソックス戦から連勝が始まり、ロッキーズ4連戦で全勝して今季初のスイープを決めた。昨季まで3年連続で下位に沈んでいたが、今季は6年ぶりのプレーオフ進出に期待がかかる。