エンゼルスが疑惑の1球に泣いた。2-4の6回1死満塁、1番テーラー・ウォード外野手(29)が2番手の右腕ネリスと対戦。フルカウントから、内角低めのツーシームを見逃した。ゾーンから外れていたが、ストライクの判定で三振。試合後、「とてもいら立たしい」と心境を語った。

四球なら押し出しで1点差。さらに1死満塁で2番トラウト、3番大谷と回るはずだったが、2死満塁からトラウトが凡退し、無得点に終わった。

基本的に審判に抗議をすることはないウォードだが、この日は珍しく、球審の判定に不満げな態度を見せていた。「ああいう形で終わって不運だったが、これも野球の試合の一部。できる限りのことをやらないといけない」と切り替えた。

また、将来的に導入が検討されているロボット審判については「それはいいことだと思う。もちろん、多くの素晴らしい審判がいるが、ある状況では効果的になると思う」と語った。