カージナルスは2日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として活躍したラーズ・ヌートバー外野手を10日間の負傷者リスト(IL)に登録(5月30日にさかのぼって適用)。代わってトッププロスペクトのジョーダン・ウォーカー外野手をメジャーに再昇格させた。

ヌートバーは29日のロイヤルズ戦で打球を追っている途中に腰を痛め、フェンス手前で倒れ込んで途中交代。今季は42試合に出場し、打率2割6分6厘、4本塁打、21打点、5盗塁だった。

ウォーカーはMLBパイプラインでメジャー1位の高評価を受ける21歳。今季にメジャーデビューから12試合連続安打を放つなど20試合で打率2割7分4厘、2本塁打、11打点をマークしたが4月下旬にマイナー降格。3Aでは29試合で打率2割3分9厘、4本塁打、16打点、4盗塁だった。

カージナルスはヌートバー以外にもタイラー・オニールとディラン・カールソンの両外野手も故障離脱中。本来はゴールドグラブ級内野手のトミー・エドマンとブレンダン・ドノバンを外野で起用する非常事態に陥っている。