レイズは2日、マイナー選手1人とのトレードでパイレーツのリリーフ右腕ロバート・スティーブンソン投手を獲得した。

レイズはザック・リッテル、ピート・フェアバンクスの両リリーフ投手が相次いで負傷者リスト入りするなど、ブルペンが手薄な状況となっていた。

30歳のスティーブンソンは今季こそ開幕前に右ひじを痛めたこともあって18試合で防御率5・14だが、レッズやロイヤルズでは三振の取れるリリーバーとして活躍した実績がある。今季も14イニングで17奪三振とその片鱗は見せているものの、8四球と制球に苦しんでいる。通算成績は229試合の登板で14勝19敗2セーブ、防御率4・91。

放出したアリカ・ウィリアムズ内野手は2020年のドラフト全体37位で指名した元有望株。守備には定評があるが打撃面で伸び悩み、ワンダー・フランコやテイラー・ウォールズらポジションが被る若手有望株の台頭で序列を下げていた。