エンゼルス大谷翔平投手(28)が「1番DH」で出場し、今季2度目の4安打をマークした。

1回無死の第1打席、右腕ハビエルと対戦。フルカウントからの6球目、外角の直球をセンターへ打ち返した。打球速度は109・9マイル(約177キロ)。強烈な打球で中前に運んだ。

第2打席は1点を追う3回1死一塁、真ん中に入ってきた直球を捉え、右中間へ運んだ。1打席目を上回る打球速度111・2マイル(約179キロ)の力強い打球を放ち、一時は同点となる適時三塁をマークした。

1ー7の5回1死一塁、第3打席は内角高めの直球を打たされ、二ゴロ併殺打に倒れた。

2-7で迎えた7回1死一、二塁の第4打席は、右腕スタネクと対戦。外角のスプリットにバットを合わせ、左翼フェンス直撃の適時二塁打を放った。

これで、第1打席から安打、三塁打、二塁打をマーク。自身2度目のサイクル安打達成に王手をかけたが、9回無死の第5打席は右前打で打球が上がらなかった。

大谷は今季、4月27日のアスレチックス戦、5月15日のオリオールズ戦でもサイクル安打へ王手をかけていた。今季3度目の挑戦だったが、自身2度目の快挙達成はならなかった。

この日は5打数4安打で、打率は2割7分4厘となった。チームは先発サンドバルが4回途中6失点で今季5敗目。一時は2点差まで追い上げたが、及ばなかった。同地区ライバルのアストロズ4連戦で3連敗。カード負け越しが決まった。

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