エンゼルス大谷翔平投手(28)が「究極の二刀流」を目指す。次回登板は中6日と間隔を空けて、9日(同10日)のマリナーズ戦に決定。ネビン監督は、大谷に200イニング登板をさせたい考えで、そのために休養を与えることが狙い。昨季両リーグ通して8人しか達成者のいなかった数字に、打者でもプレーしながら到達すればまさに鉄人となる。「1番DH」で出場したこの日のアストロズ戦は、同点の8回2死一塁で右翼フェンス直撃の決勝適時二塁打を放った。

◆日本人投手の投球200回 過去5人が計10度記録。野茂は96年の日本人最多228回1/3など、1人で4度マークした。13年の黒田、ダルビッシュ、岩隈を最後に過去9年は出ていない。大谷は昨季の166回が日米を通じて自己最多。