レッドソックス吉田正尚外野手(29)はレイズ戦に5番指名打者で出場し、4打数無安打1三振で4試合ぶりの無安打に終わった。6月に入ってからは初の無安打だった。

リーグ最多タイの8勝を挙げているレイズの左腕マクラナハン投手と対戦した。2回の第1打席は見逃し三振、4回の第2打席は遊飛に倒れた。6回の第3打席は1死一塁で迎え、二塁への併殺打となった。吉田の併殺打はシーズン8本目。リーグ最多に1本差で、左打者ではリーグ最多となった。抑えのアダム投手と対戦した9回の第4打席は遊ゴロだった。

打率は3割1分2厘と6厘下げて、ア・リーグ3位に後退した。吉田は「(マクラナハンは)結果通りに勝っているピッチャーで切れが良かった。ボール球に手を出してしまった。(遊飛に倒れた2打席目は)甘くきたが、うまくバットが出なかった」と話した。

チームは同地区首位を相手に3連敗を喫した。これで30勝30敗と勝率5割となり、強豪がそろうア・リーグ東地区では最下位の5位となっている。