ヤンキースは6日(日本時間7日)、アーロン・ジャッジ外野手(31)を10日間の負傷者リスト(IL)に入れると発表した。3日(同4日)の敵地でのドジャース戦の守備中、フェンス際でジャンプし打球をキャッチしたが、その場所がブルペンの扉部分だったため体重がかかった際にそこが開き、バランスを崩してコンクリート部分に右足親指を打ち靱帯(じんたい)を痛めた。腫れがあるため、治癒能力を高めるPRP療法を受けたという。4月にも股関節を痛めて10日間離脱しており、今季はこれが2度目のILとなる。

昨季、ア・リーグ新記録の62本塁打を放ち、エンゼルス大谷翔平投手(28)を抑えてMVPに選出されたジャッジは、今季も大谷とMVPを争うライバル。本塁打王争いでは現在、2位タイの大谷らに3本差をつける19本でリーグトップを走っている。

大きな戦力を失ったブーン監督は「誰かが穴埋めしなければ。シーズン初めにも彼を10日間失ったが、今回も誰かがチームを引っ張る番だ」と話した。