アスレチックス藤浪晋太郎投手(29)がブルワーズ戦で同点の9回に4番手で登板し、1回無失点でメジャー3勝目を挙げた。

先頭の代打ウリアスを2球で二直に打ち取り、次打者の6番アンダーソンにはストレートの四球を与えたものの、3人目のウィーマーをカウント2-2からこの日最速101・1マイル(約163キロ)のフォーシームで空振り三振。最後はカラティニを三飛に打ち取り、1回を無安打無失点、1奪三振1四球だった。15球中、カットボールを2球使った以外はすべてフォーシームで攻め、そのうち6球は100マイル(約161キロ)超えの力投だった。

今季は20試合に登板し3勝6敗、防御率11・23となった。

チームは5回に1点を先制したが8回に1-1に追いつかれ、延長10回に1点を勝ち越し。同点の9回を無失点に抑えた藤浪に白星が付いた。チームは今季最長の4連勝となった。

コッツェー監督は「素晴らしい連勝だ。4月からすべてが悪い状況だったが、必死に練習に取り組んできた。みんな互いを信じ合い戦えるようになってきたことが、結果に出ている」と選手たちをねぎらった。