米大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜さんが18日、コネティカット州で行われたチャリティーイベントで取材に応じ、故障で今季が終了したエンゼルスの大谷翔平について「また元気な姿を見たい。けがはしょうがないし、受け入れて次に向かってほしい」とエールを送った。

大谷は損傷した右肘靱帯(じんたい)の2度目の手術を受ける可能性もある。松井さんは「二刀流」を継続するかには「思うようにやってほしい。彼が望む道を応援する」と話した。

イベントにはヤンキース時代の監督、ジョー・トーリさんも出席し旧交を温めた。アフリカの子どもたちへの野球振興も始めたという松井さんは「野球未開の地だが、いつか選手が出てきたら」と夢を語った。(共同)