ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手が、問題を抱えている右膝の検査を受けたところ、炎症が判明したものの、構造的な問題は見つからなかったことが分かった。同選手はラインアップに加われないことは残念としつつ、結果が出たことに「少し安心した」と話している。
シーズンを通じて膝の問題を抱えてきたというゲレロは、19日に膝の痛みで目が覚めたという。この日のヤンキース戦では先発したが、9回に相手のエラーで出塁した後にピンチランナーと交代。翌日の試合を欠場してMRI検査を受けたところ、炎症が判明したが構造的な問題はなく、日々経過を観察することになった。
ゲレロは「心配だったけど、結果が出たことで少し安心した。もちろん、ラインアップに加われず、ベストを尽くせないことは残念だ」とコメント。一方で「僕らはプレーオフ圏内をキープしている。だから、レギュラーシーズンの残りやプレーオフを棒に振るようなリスクを冒すより、今は膝のケアをしたほうがいいと思う」と前を向いた。(AP)