カブス鈴木誠也外野手(29)がロッキーズ戦で、今季20号2ラン本塁打を含む4打数3安打3打点と大暴れした。本塁打は1点リードの4回無死一塁で、高めカットボールを左翼席中段へたたき込む完璧な当たり。日本人メジャーで20本塁打に到達したのは、松井秀喜(ヤンキースなど)、大谷翔平(エンゼルス)に続き3人目となった。チームはこの勝利で、ワイルドカード争いで進出圏内の3位にとどまった。

鈴木は試合後、地元テレビ局「マーキースポーツ・ネットワーク」を含む地元メディアの囲み取材を受けた。インタビューの主な内容は以下の通り。

-この日の打撃を振り返り

「昨日みたいにああやって(5打数無安打と)全然打てなくても、次の日にまたこうやって切り替えていい打席が送られているというのは、前半のときとは全然違うのかなと思います」

-4回の本塁打について

「カウントも2ボール1ストライクだったので、しっかり振れるカウントに持って行けたというのもありますし、その中でポイントを前にして打とうというふうに思ってたんで。結果はホームランになりましたけど、いいスイングができたと思います」

-良くなかった後、やりすぎないことを意識した

「それはないですね。打席の中で結果が出ていないだけで、打席の感じだったり、スイングが悪いわけでもないんで、切り替えて、次の日を迎えています」

-この時期に活躍したことでより自信がついた

「そうですね、今まで迷惑かけていた分、何とか挽回できるようにという思いでやっていますし、チームの残り試合少なくなってきましたけど、たぶんこれからまた厳しい試合が続くと思うんで、最後までに諦めず、チーム一丸となってがんばりたいなと思います」