初回に19号3ラン本塁打を放ったジョシュ・ロウ外野手が、9回2死1、3塁の場面でサヨナラのヒットを放った。

既にア・リーグでプレーオフ進出を決めているレイズは、この勝利によってワイルドカード首位以上が確定。東地区の優勝争いでは首位オリオールズに1・5ゲーム差の2位となっている。

また、この試合でレイズ期待の20歳の新人ジュニア・カミネロ内野手が「5番・指名打者」でメジャーデビューを果たした。9回1死から放った遊ゴロが二塁から一塁に転送されて、当初は併殺ゲームセットという状況だったが、一塁アウトの判定を巡り検証が行われた結果、セーフに覆った。俊足で併殺を免れたことが、ロウの決勝打につながった。

背番号1をつけるカミネロは、その理由について通訳を介し「なぜなら僕はナンバーワンだから」と説明。この日は初打席が四球、2打席目にレフト前ヒットを放ち、4打数1安打という結果に。「夢がまさに現実になった」と語った。(AP)