エンゼルス大谷翔平投手(29)の日本人初のホームラン王獲得を占うファイナルウイークが25日(日本時間26日)から始まる。
現在ア・リーグトップの44本をマークした大谷は、すでに右肘手術を受けて、今季の戦いを終えた。ライバルたちの追い上げもあるが、優位なリードは保たれている。
2位のルイス・ロベルト外野手(26=ホワイトソックス)は23日(同24日)のレッドソックス戦で38号を放つなど調子は上向き。だが24日(同25日)の同カードで左膝を負傷。一両日中に検査を受ける予定で、今後の出場は不透明だ。残り6試合でトップ大谷と6本差だ。
3位は元巨人のホセ・アドリス・ガルシア外野手(30)。24日(同25日)のマリナーズ戦で36号を運んだ。9月は4本だが、18日(同19日)以降の7試合でマークし、HR量産モードに入っている。残り7試合でトップ大谷と8本差だ。
4位はアーロン・ジャッジ外野手(31=ヤンキース)で35本としている。23日(同24日)のダイヤモンドバックス戦で今季2度目の1試合3本塁打を達成。昨季ア・リーグ新の62本塁打を樹立した爆発力は垣間見える。残り7試合でトップ大谷と9本差だ。