エンゼルスのフィル・ネビン監督(52)は、大谷翔平投手(29)が今週末に本拠地を訪れる予定だと明かした。大谷は19日(同20日)にロサンゼルス市内の病院で手術を受け、現在は自宅で療養中だという。

同監督は「彼はチームメートとともに過ごしたいと思っている。そう明かしてくれた。今週末には(球場で)会えるだろう」と語った。エンゼルスは30日(日本時間10月1日)に今季のチーム最優秀選手(MVP)と最優秀投手を発表する。試合前にセレモニーと写真撮影が行われるのが恒例。大谷は3年連続での同時受賞が濃厚とみられている。

大谷は16日に右脇腹の炎症により、15日間の負傷者リスト(IL)入り。残るシーズンでのプレーを断念したが、本拠地で行われた試合ではベンチに姿を現し、試合を観戦していた。

今季は投手で10勝5敗、防御率3・14、打者では135試合の出場で打率3割4厘、44本塁打、95打点、20盗塁の成績を残した。二刀流での活躍ぶりを問われた同監督は「どこにいても、彼は違った空気をもたらしてくれる。試合前、球場で彼のオーラを感じる。スーパースターのようなね。彼がやっていることを踏まえると、誰とも比較のしようがない。今まで私が見てきた中でも、ベストプレーヤーだろう」と、改めて称賛した。