メッツ千賀滉大投手(30)がメジャー1年目の日本人投手としては4人目となる200奪三振を達成し、松坂大輔の1年目の201を抜く今季202奪三振をマークした。過去の1年目の200奪三振達成は、95年の野茂英雄(236個)、松坂、12年のダルビッシュ有(221個)。

マーリンズとのダブルヘッダー第2試合に登板し、5回まで96球を投げ、3安打2失点、3四球8奪三振で、防御率は2・98。勝敗は付かず、今季12勝7敗のままとなった。

メッツの新人投手で200奪三振を達成したのは84年に276個を記録したドワイト・グッデンに次ぎ2人目となる。

ショーウォルター監督は千賀の今季の働きについて「言葉で表現するのが難しいほどだ。このリーグに来て多くのことに打ち勝ってきた彼を誇りに思う。毎日練習に打ち込んできた」と称賛。「彼がこのチームに来てくれてよかった。来年もいてくれて我々は幸運だ。彼はクラブハウスの中でも、チームの良きメンバーとなるべく多くの努力をしてくれた」と話した。