エンゼルスのミナシアンGMが3日(日本時間4日)、医療面のチーム改革に取り組むと明かした。今季のエ軍は、30球団で負傷者リスト(IL)に登録された、のべ日数(2346日)と登録回数(42回)の両方で2番目に悪かった。2年連続で球団最多記録の66人の選手を起用した。同GMは今後について「医療面に深く関与し『なぜなのか』を自問自答する」と話した。
エースの大谷翔平投手は右脇腹を痛め、9月に右肘の再手術も行った。主砲トラウトは右手有鉤(ゆうこう)骨骨折で途中離脱し、1度は復帰も1試合でILに戻った。今季チーム最高年俸(3857万ドル=約55億9000万円)のレンドンは、左足骨折で7月からIL入りした。同GMは「健康な時は競争力のある球団でした。ここに秘密はありません。マイク・トラウトが必要です。アンソニー・レンドンが必要です。彼らがもっとプレーする必要がある」。エ軍は故障者が続出し、プレーオフ進出を逃していた。
AP通信によると今季、球団別の負傷者リストの最多のべ登録日数はドジャースの2465日が最多で、登録回数はジャイアンツの46がワーストだった。